おすすめ・比較・選び方

AI議事録イヤホンとAIボイスレコーダーはどっちが便利?

ZENCHORD1のAI議事録イヤホンとNotta Memo・PLAUD NOTEのAIボイスレコーダーを比較した画像

こんにちは、AIボイスレコーダーナビのりょうせんです。

会議の議事録をAIに任せたいと思って調べていると、ZENCHORD1のようなAI議事録イヤホンと、Notta MemoやPLAUD NOTEのようなAIボイスレコーダーのどちらを買えばいいのか迷いますよね。

どちらも録音した音声を文字起こしし、AIで要約できるため、機能表だけを見ると似ています。しかし、実際には使い方がかなり違います。イヤホン型は通話やWeb会議を聞きながら記録したい人、カード型レコーダーは対面会議を確実に残したい人に使いやすいというのが大きな違いです。

さらに注意したいのが料金です。本体価格だけなら数千円程度の差でも、毎月使える文字起こし時間、有料プラン、スマホとの接続方法まで含めると、購入後の使い勝手は変わります。価格だけで決めず、普段どこで、どのくらいの時間、何を録音するのかまで考えて選んでください。

この記事のポイント

  • AI議事録イヤホンとAIボイスレコーダーの違い
  • ZENCHORD1・Notta Memo・PLAUD NOTEの選び方
  • 文字起こし時間と月額料金を見るポイント
  • 会議・通話・学習に合う録音方法

結論から見る2つの違い

最初に結論から見ていきましょう。AI議事録イヤホンとAIボイスレコーダーは、同じ「録音してAIで議事録を作る機器」でも、録音する場面が違います。

イヤホン型が便利な人

ZENCHORD1のようなAI議事録イヤホンが便利なのは、普段からワイヤレスイヤホンを使って電話やWeb会議へ参加する人です。

オンライン会議のたびに別のボイスレコーダーを机へ置く必要がなく、イヤホンで相手の声を聞きながら会話を記録できます。特に在宅勤務、外出先からのWeb会議、営業電話など、イヤホンを装着することがもともと仕事の流れに入っている人なら使いやすいでしょう。

ZENCHORD1は一般的なワイヤレスイヤホンとして音楽再生や通話にも使えるため、「録音するときだけ持ち出す機器」ではありません。普段使うイヤホンと議事録用デバイスを一つにしたい人には分かりやすい選択肢です。

通話やWeb会議が中心なら、イヤホン型は録音のための準備を増やしにくいのが魅力です。

レコーダー型が便利な人

Notta MemoやPLAUD NOTEが便利なのは、会議室、商談、面談、取材など、その場にいる複数人の会話を残したい人です。

カード型の本体をテーブルへ置けば、イヤホンを装着していなくても録音できます。スマートフォンを別の作業に使っていても録音を続けられるため、対面会議では扱いやすいですよ。

私もNotta MemoとPLAUDシリーズを会議で使っていますが、専用レコーダーで便利だと感じるのは「録音する」という役割をスマートフォンから切り離せるところです。会議中に資料を確認したり、メッセージへ返信したりしても、録音は別で続きます。

迷うなら録音場面から決める

どちらが高性能なのかという考え方だけで選ぶと迷いやすくなります。まず、自分が最も多く録音する場面を書き出してみてください。

よく使う場面 選びやすいタイプ 理由
電話 AI議事録イヤホン 通話を聞きながら記録しやすい
Web会議 AI議事録イヤホン イヤホン利用と録音をまとめやすい
社内会議 AIボイスレコーダー テーブルへ置いて複数人を録音しやすい
商談・面談 AIボイスレコーダー イヤホンを装着せず自然に記録できる
講義 AIボイスレコーダー 長時間録音とあとからの確認に向く
移動中の通話 AI議事録イヤホン 手をふさがずに利用しやすい

オンライン中心ならZENCHORD1、対面中心ならNotta MemoやPLAUD NOTEから見る。この分け方なら候補をかなり絞りやすくなります。

ZENCHORD1と2機種を比較

ここからはZENCHORD1、Notta Memo、PLAUD NOTEを比べます。形状が違うため、スペック表の数字より「どのように録音を始めるか」を見るのがポイントです。

項目 ZENCHORD1 Notta Memo PLAUD NOTE
形状 オープンイヤー型イヤホン カード型 カード型
主な用途 通話・Web会議・対面 対面会議・通話 対面会議・通話
AI基盤 Notta Notta Plaud Intelligence
無料文字起こし 月600分 月600分 月300分
通常販売価格の目安 26,980円前後 23,500円 27,500円
連続利用の目安 イヤホン最大10時間 録音約30時間 録音最大30時間
向いている人 イヤホンを常用する人 Nottaを中心に使う人 録音後のAI活用を重視する人

価格やキャンペーンは変更される可能性があります。上記は一般的な目安として考え、購入時には各公式サイトで最新の価格と利用条件を確認してください。

ZENCHORD1は耳で記録

ZENCHORD1は、オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンへNottaの文字起こしやAI要約機能を組み合わせた製品です。

Bluetooth 6.0、複数のマイク、通話、音楽再生など、ワイヤレスイヤホンとしての機能を持ちながら、Nottaと連携して録音内容を文章へ変換できます。iOS、Androidだけでなく、MacやWindowsを使う場面も想定されています。

最大の特徴は、議事録を作るために「レコーダーを置く」という動作を減らせることです。Web会議へイヤホンで参加している人なら、その流れの中で記録できます。

ただし、録音・文字起こし・翻訳などのAI機能を使うには、Nottaアプリを入れたスマートフォンとの連携や通信環境が必要です。一般的なICレコーダーのように、本体だけですべての処理が完結する製品ではありません。

ZENCHORD1の仕組みやNottaとの関係を詳しく知りたい方は、ZENCHORD1とAIボイスレコーダーの違いを解説した記事も参考にしてください。

普段からWeb会議や電話でイヤホンを使うなら、ZENCHORD1は「新しい録音機器を追加する」というより、いつものイヤホンに議事録機能を足す感覚で使いやすいでしょう。

スマホ連携を前提に、録音から文字起こし・要約までまとめて効率化したい方は、販売条件も確認してみてください。

ZENCHORD1の詳細と現在の販売条件を確認する

Notta Memoは会議向け

Notta Memoは、Nottaと組み合わせて使うカード型AIボイスレコーダーです。本体は約28g、厚さ約3.5mmで、一般的なICレコーダーとはかなり違う薄型デザインになっています。

Notta Memoと100円硬貨を並べた本体サイズの比較

Notta Memoと100円硬貨を並べた本体サイズの比較

4基のMEMSマイクと骨伝導マイクを搭載し、対面録音とスマートフォン通話の両方を想定しています。録音自体はスマートフォンから独立して行えるため、会議中にスマホを別の用途へ使いたい人にも便利です。

録音後はNottaへ転送し、文字起こし、話者識別、AI要約、Notta Brainによる質問へ続けられます。私は会議後に最初から音声を聞き直すより、まず文字起こしとAI要約を確認する使い方が増えました。

実機での文字起こしやAI要約の使い方は、Notta Memoを実機で確認した記事でも詳しく解説しています。

PLAUD NOTEはAI活用向け

PLAUD NOTEもカード型ですが、録音後の使い方はNottaとは少し違います。112言語の文字起こしに加え、多数の要約テンプレート、マインドマップ、Ask Plaudなどを利用できます。

通常のPLAUD NOTEはMEMSマイク2基とVPUを搭載し、最大約3mの録音範囲、最大30時間の連続録音に対応しています。広い会議室を想定するなら、4基のMEMSマイクとVPU、最大約5mの収音、AMOLEDディスプレイを備えたPLAUD NOTE Proも候補です。

PLAUD NOTEとPLAUD NOTE Proを並べた外観とディスプレイの比較

PLAUD NOTEとPLAUD NOTE Proの外観比較

Notta MemoとPLAUD NOTEで迷っている場合は、Notta MemoとPLAUD NOTEの実機比較も合わせて確認すると違いが分かりやすいです。

録音方法の違い

ボイスレコーダーとワイヤレスイヤホンを比較するとき、一番大切なのは録音方法です。AI機能が似ていても、録音開始までの動きが自分の仕事に合わなければ、次第に使わなくなってしまいます。

通話とWeb会議で使う

通話やWeb会議ではZENCHORD1の考え方が分かりやすいです。もともと相手の声を聞くためにイヤホンを装着するので、その機器をそのまま会話記録にも使えます。

特にノートパソコンを持って外出する営業職では、机へ別のレコーダーを置きにくい場面があります。カフェや共有スペースから短いWeb会議へ入ることもあるでしょう。こうした環境では、イヤホン側で記録できるメリットが出やすいです。

一方、Notta MemoやPLAUD NOTEでも通話録音を想定した仕組みがあります。オンラインと対面を半々くらい使うなら、イヤホン型だけに絞る必要はありません。

対面会議で使う

複数人がテーブルを囲む対面会議では、専用レコーダーの扱いやすさが目立ちます。本体を参加者の中央に近い位置へ置くことで、複数方向からの声を拾いやすくできるからです。

イヤホン型は装着者を中心とした使い方になりやすいため、6人、8人と人数が増える会議では、会議室中央へ置けるレコーダー型のほうが設置位置を決めやすいことがあります。

ただ、専用レコーダーでも机の端へ置けば遠くの人の声は小さくなります。「AIだからどこへ置いても同じ」というわけではありません。

◆りょうせんのワンポイントアドバイス

私は重要な会議ほど、録音開始後に短い会話がきちんと入っているか確認してから本題へ入るようにしています。数秒確認するだけでも、会議終了後に「ほとんど録れていなかった」という失敗を避けやすいですよ。

移動しながら記録する

歩きながらの電話、出張先での打ち合わせ、移動中のメモではイヤホン型が使いやすい場面があります。

カード型レコーダーはテーブルがある場所では便利ですが、歩行中は手に持つかポケットへ入れることになります。ZENCHORD1なら耳へ装着した状態で利用できるため、両手を使いたい仕事にも合わせやすいでしょう。

ただし、自転車や自動車の運転中など、安全確認が必要な場面では録音操作に気を取られないことが大切です。記録より安全を優先してください。

文字起こしと議事録の違い

AI対応製品を選ぶときは、「文字起こしできる」だけで判断しないほうがいいです。実務で時間がかかるのは、文字になった会話から決定事項や次の行動を拾い出す作業だからです。

Nottaは一つの環境で完結

ZENCHORD1とNotta Memoは、どちらもNottaを使って録音後の作業へ進みます。文字起こし、話者識別、AI要約、Notta Brain、共有や外部サービス連携などを同じ環境で利用できるのが特徴です。

Notta MemoのAI要約で会議の担当者別アクションアイテムを表示した画面

Notta MemoのAI要約で担当者別の対応事項を確認した画面

私がNottaを会議で使って便利だと感じるのは、長い文字起こしを最初から読む必要がないことです。まずAI要約を読み、「誰が何をするのか」「次回までに確認することは何か」を見て、必要な部分だけ元の文章や音声へ戻れます。

専門用語や社内独自の名称が多い場合は、単語登録を使うと読みやすくなることがあります。AIの精度だけに任せるより、自分の業務環境へ少しずつ合わせていく使い方が現実的です。

Plaudは要約後の活用が豊富

PLAUD NOTEでは、文字起こし後にPlaud Intelligenceを使います。会議、講義、商談などに合わせた要約を作り、Ask Plaudで録音内容について質問できます。

PLAUD NOTEのAI要約で担当者と期限を含む対応事項を抽出した画面

PLAUD NOTEのAI要約で対応事項を確認した画面

例えば「この会議で決まった期限だけ教えて」「設備の話をしていた部分はどこ?」といった形で、録音した会話をあとから調べられます。

録音ファイルが増えてくると、「保存できること」より「必要な情報へ戻れること」の価値が高くなります。毎週会議がある人ほど、この違いを感じやすいでしょう。

精度は録音条件で変わる

文字起こし精度は、製品名だけで決まりません。マイクから話者までの距離、周囲の雑音、会議室の反響、複数人の同時発話、専門用語、固有名詞などでも結果が変わります。

メーカーが公表する精度の数字があっても、他社と同じ会議、同じマイク位置、同じ話者で計測した数字とは限りません。そのため「98%だから別製品より正確」という比較は避けたほうがいいです。

仕事で重要なのは、誤認識がゼロかどうかではなく、会議後の確認時間をどこまで減らせるかだと私は考えています。

金額、契約条件、納期、担当者名など重要な情報は、AIの文字起こしや要約だけで確定しないでください。元音声と照合する前提で使うと安心です。

月額料金と無料枠を比較

AIボイスレコーダー選びで見落としやすいのが、購入後の文字起こし料金です。本体を買えば録音できても、AI文字起こしを何時間でも無料で使えるとは限りません。

ZENCHORD1は月600分

2026年9月現在、ZENCHORD1はNottaの「Nottaハードウェアプラン」の対象となっています。対象ユーザーがNottaアプリへデバイスを連携すると、毎月600分、つまり10時間分の文字起こし枠を利用できます。

以前は月300分のスタータープランとして案内されていたため、販売ページや古い紹介記事には300分と書かれている場合があります。現在の利用条件についてはNotta公式の最新案内を確認してください。

月600分なら、60分の会議で考えると10回分です。週1回の定例会議と数回の短い打ち合わせ程度なら、無料枠内に収まる人もいるでしょう。

Notta Memoも月600分

Notta Memoも同じNottaハードウェアプランの対象です。つまり、以前の月300分と比べると、購入後に無料で利用できる文字起こし量が増えています。

会議が月数回程度なら、最初から有料プランへ加入せず、600分で始める方法があります。使っていくうちに毎月600分を超えるようなら、そこで有料プランを考えればよいでしょう。

Notta Memoの現在の販売価格や購入特典を確認したい方は、以下から確認できます。

Notta Memoの最新価格と購入特典を確認する

PLAUDは月300分

PLAUDでは無料のStarterプランで毎月300分の文字起こしを利用できます。月5時間なので、60分の会議なら5回が一つの目安です。

月300分を超える場合は、Proプランで月1,200分、Unlimitedプランで無制限の文字起こしを利用できます。2026年9月現在、Proは年額16,800円、Unlimitedは年額40,000円が案内されています。

さらにPLAUDでは文字起こし時間の追加パッケージも用意されているため、「普段は月300分以内だけれど、出張がある月だけ増える」という使い方にも対応しやすいです。

PLAUD NOTEの現在の販売価格や追加パッケージの詳細を確認したい方は、以下から確認できます。

PLAUD NOTE・NOTE Proを公式サイトで確認する

有料プランは録音量で選ぶ

月額料金を比較するときは、最初に「月何時間録音するか」を計算してください。

例えば60分の会議が週1回なら月240分前後です。これならZENCHORD1やNotta Memoの600分、PLAUDの300分でも収まりやすいでしょう。

一方、毎日1時間の商談を録音すると月20時間前後になります。こうなると無料枠では足りないため、有料プランを前提に総額を考える必要があります。

月の録音時間 考え方
5時間以内 3製品とも無料枠から始めやすい
5〜10時間 ZENCHORD1・Notta Memoは無料枠に収まりやすい
10〜20時間 有料プランを含めて比較したい
20時間超 無制限プランや法人利用も検討

料金は改定される可能性があります。契約前には必ず公式サイトで最新料金と利用条件を確認してください。

スマホ連携と保存方法

録音機器は買って終わりではありません。録音したファイルがどこへ保存され、どうやって文字起こしへ進み、どこへ共有できるのかも仕事では大切です。

ZENCHORD1はアプリ前提

ZENCHORD1でAI機能を利用するには、NottaアプリをインストールしたスマートフォンとのBluetooth接続とインターネット接続が必要です。

そのため、スマートフォンを持たずZENCHORD1だけで出かけ、あとから本体だけでAI文字起こしまで完了させるような使い方とは違います。

逆に言うと、すでにNottaを仕事で使っている人なら導入後の環境を変えずに済みます。録音する入口だけがイヤホンへ変わるイメージです。

専用機は録音を独立できる

Notta MemoやPLAUD NOTEでは、本体側で録音できるため、会議中ずっとスマートフォンの録音画面を開いておく必要がありません。

Notta Memoから録音データをアプリへWi-Fi転送する画面

Notta Memoから録音データをアプリへ転送する画面

会議終了後に録音ファイルをアプリへ送り、そこからAI処理へ進めます。「録音している最中」と「AIで処理する時間」を分けられる点は、専用機ならではの便利さです。

保存と共有の流れも確認

仕事で使うなら、文字起こし結果を自分だけで読むのか、チームへ共有するのかも考えてください。

NottaはGoogleドライブ、Notionなど外部サービスとの連携機能を持ち、PLAUDにも共有、エクスポート、外部サービスとの連携機能があります。

議事録を毎回Wordへ貼り付けてメールする仕事なら、録音精度だけでなく、出力形式や社内ツールへ持っていくまでの手数も比べたほうが便利さを判断できます。

企業秘密、顧客情報、医療情報などを録音する場合は、クラウドへの送信先、保存期間、共有範囲、社内規程を確認してください。正確な情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。業務上の法的判断が必要な場合は、最終的な判断を専門家や社内担当部署にご相談ください。

仕事別の選び方

ここまでの違いを仕事別に当てはめてみましょう。同じ製品でも、営業職と会議中心の管理職では便利に感じる部分が変わります。

営業や通話が多い人

顧客との電話やオンライン商談が多いなら、ZENCHORD1は検討しやすい製品です。

イヤホンで相手の声を聞くこと自体が日常業務に入っていれば、録音のために別機器を用意する手間を増やしにくいからです。商談後にNottaで文字起こしやAI要約へ進めれば、次回対応の確認にも使えます。

ただし、営業先で対面商談をする機会が多いならNotta MemoやPLAUD NOTEも便利です。オンラインと対面の比率で決めてください。

社内会議が多い人

会議室へ集まることが多いなら、私はカード型AIボイスレコーダーから比較するほうが分かりやすいと思います。

机の中央へ置いて録音でき、参加者がイヤホンを装着する必要もありません。会議が終わったあとに話者別の文字起こしやAI要約を確認できるため、議事録担当者の負担も減らしやすいでしょう。

広い会議室では収音距離も見てください。通常のPLAUD NOTEより遠い声を拾いたい場合は、PLAUD NOTE Proのような上位機を選ぶ考え方もあります。

講義や学習で使う人

講義では1回の録音時間が長くなりやすいため、バッテリーと文字起こし時間が重要です。

大学の講義を90分ずつ週4回録音すると、1週間で360分、4週間なら約1,440分です。ZENCHORD1やNotta Memoの無料600分、PLAUDの無料300分だけでは足りません。

このような使い方なら、本体価格が少し安いかどうかより、有料プランまで含めた費用を確認してください。

また、講義やセミナーによっては録音を禁止している場合があります。録音前に学校、講師、主催者のルールを確認しましょう。

取材や面談で使う人

取材では、あとから発言のニュアンスを確認できるよう原音を残せることが大切です。AI要約だけ保存して元音声を消す使い方は避けたほうが安心です。

一対一の面談ならNotta MemoやPLAUD NOTEのカード型は扱いやすく、テーブルへ自然に置けます。移動しながら話す取材なら、装着型やイヤホン型も候補になるでしょう。

録音機器全体から比較したい場合は、AIボイスレコーダーの用途別比較も参考にしてください。

イヤホン型の注意点

AI議事録イヤホンは便利ですが、イヤホンだからこそ確認しておきたい点もあります。普段使うイヤホンと同じ感覚で購入すると、想定していた使い方と違うことがあります。

録音中だと伝わりにくい

小型イヤホンは、周囲から見ただけでは録音していることが分かりにくい場合があります。

日本では、自分が会話の当事者である秘密録音が、相手の同意がないことだけを理由に一律で違法になるわけではありません。しかし、会社の規程、契約、録音場所、録音後の共有や公開には別の問題があります。

特に商談、取材、相談業務では「議事録作成のため録音します」と最初に伝える運用が分かりやすいです。録音できることと、無断で録音してよいことは同じではありません。

スマホと通信環境が必要

ZENCHORD1の録音・文字起こし・翻訳などのAI機能では、Nottaアプリを入れたスマートフォンとの接続やインターネット環境が必要になります。

電波の入らない場所で「イヤホンだけでAI議事録まで完成させたい」と考えている人には合わない可能性があります。

出張先、地下、工場など通信環境が不安定になりやすい場所で使うなら、どこまでオフラインで録音でき、AI処理をいつ行うのか確認しておきましょう。

長時間利用は電池も見る

ZENCHORD1はイヤホンとして最大10時間、ケースを含めると最大30時間の再生時間が案内されていますが、実際の電池持ちは通話、録音、音量などの使い方によって変わります。

朝から夕方まで複数のWeb会議へ入る人は、昼休みにケースへ戻して充電するといった運用も考えておくと安心です。

一方、カード型のNotta MemoやPLAUD NOTEはイヤホン再生へ電力を使わないため、長時間録音だけを目的とする場合は考え方が違います。

レコーダー型の注意点

専用AIボイスレコーダーにも注意点があります。イヤホン型より会議向けだからといって、置くだけで必ず読みやすい議事録になるわけではありません。

置き場所で収音が変わる

専用レコーダーで最も気を付けたいのが設置場所です。

6人が長いテーブルへ座っているのに、レコーダーを一番端へ置けば、反対側の参加者の声は小さくなります。エアコンの吹き出し口やプロジェクターの近くでは、環境音が入りやすくなることもあります。

Nottaで文字起こし中に録音音量が低い警告が表示された画面

Nottaで録音音量が低いと表示された画面

できるだけ参加者の中央に近い場所へ置き、机をたたく音や紙の音が直接伝わらない場所を選ぶと使いやすいです。

端末を一つ追加して持つ

カード型は薄くて軽いとはいえ、スマートフォンとは別の機器です。充電、持ち運び、ファームウェア更新などの管理は増えます。

毎日イヤホンを必ず持ち歩く人にとっては、ZENCHORD1のほうが荷物を増やさずに済むと感じるかもしれません。

逆に、イヤホンをほとんど使わない人が議事録のためだけにZENCHORD1を購入すると、イヤホンという形そのものを持て余す可能性があります。

AI結果は確認が必要

NottaでもPlaudでも、AIによる文字起こしや要約は確認を前提に使ってください。

例えば「納期は15日」と発言したのに「25日」と認識されれば、数字一つでも仕事への影響は大きくなります。また、要約時に条件や例外が省略される可能性もあります。

AI議事録は完成品を無条件で受け取るものではなく、長い会話から確認すべき場所を減らす道具として使うほうが実用的です。

実機から感じる選び方

私はNotta MemoとPLAUDシリーズを実際に会議で使っています。その経験も含めて考えると、製品選びは「録音性能の数字」より「会議後に自分が何をしたいか」で分けると判断しやすいです。

Notta Memoで感じたこと

Notta Memoで特に便利だと感じるのは、録音後の流れが分かりやすいことです。

録音を転送すると文字起こしが作られ、話者ごとに発言を確認できます。その後AI要約を見れば、会議全体を最初から読み返さなくても大まかな内容をつかめます。

さらにNotta Brainへ質問できるため、長い会議でも「あの話はどこだったかな」と全文を探す時間を減らせます。

◆りょうせんのワンポイントアドバイス

Notta Memoは本体そのものより、Nottaの環境をどれくらい使うかで価値が変わります。文字起こし、AI要約、Notta Brain、外部連携まで使う人ほど、単なる録音機以上の便利さを感じやすいですよ。

PLAUD NOTEで感じたこと

PLAUD NOTEやNOTE Proでは、録音後のAI機能を試す楽しさがあります。用途別の要約を作り、Ask Plaudで質問し、必要に応じてマインドマップや別形式で確認できます。

私は会議後に「誰が何をいつまでに行うのか」を見たいことが多いのですが、こうした情報へ短時間でたどり着ける点は便利です。

NOTE Proでは本体ディスプレイがあるため、録音状態を本体側で確認しやすいのも違いです。会議室で専用機を中心に使うなら、この安心感を重視する人もいるでしょう。

ZENCHORD1を選ぶ基準

ZENCHORD1については、Notta MemoやPLAUDのようなカード型レコーダーと同じ基準で考えないほうが分かりやすいです。

「一番文字起こし精度が高いか」ではなく、「普段の会議でイヤホンを使っているか」を最初に考えてください。

毎日ZoomやTeamsなどのオンライン会議へイヤホンで参加し、そのまま議事録も残したいなら、ZENCHORD1という形には意味があります。一方、ほとんどが会議室での対面会議なら、カード型のほうが自然でしょう。

◆りょうせんのワンポイントアドバイス

あなたが会議を始めるとき、最初に手に取るのはイヤホンでしょうか、それとも机へ置くレコーダーでしょうか。ここを想像すると、どちらが自分の仕事へなじむか見えてきます。

よくある質問

最後に、ボイスレコーダーとワイヤレスイヤホンを比較している人から出やすい疑問をまとめます。

AI議事録機器のFAQ

Q1. AI議事録イヤホンとボイスレコーダーはどちらが便利ですか?

A. 通話やWeb会議が中心ならAI議事録イヤホン、対面会議や商談が中心ならAIボイスレコーダーが使いやすい傾向があります。性能の数字だけでなく、普段どの場面を録音することが多いかで選んでください。

Q2. ZENCHORD1は普通のイヤホンとして使えますか?

A. はい。音楽再生や通話に利用できるオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンです。録音、文字起こし、翻訳などのAI機能ではNottaアプリを入れたスマートフォンとの連携や通信環境が必要になります。

Q3. 月額料金なしでも使えますか?

A. 一定量までは無料で使えます。2026年9月時点では、ZENCHORD1とNotta Memoの対象ユーザーにはNottaハードウェアプランとして月600分、PLAUDにはStarterプランとして月300分の文字起こし枠があります。無料枠を超えて利用する場合は有料プランなどを確認してください。

Q4. イヤホン型でも対面会議を録音できますか?

A. ZENCHORD1は通話やオンラインだけでなく対面の記録も想定されています。ただし、多人数の会議では話者との距離や設置環境によって録音結果が変わります。広いテーブルを囲む会議が中心なら、カード型AIボイスレコーダーも比較したほうがよいでしょう。

Q5. AI議事録なら内容を確認しなくても大丈夫ですか?

A. 確認は必要です。AI文字起こしは雑音や専門用語、同時発話などで誤認識する可能性があり、AI要約でも条件が省略されることがあります。金額、納期、契約条件、担当者など重要な情報は元音声まで戻って確認してください。

まとめ

AI議事録イヤホンとAIボイスレコーダーは、どちらも録音から文字起こし、AI要約へ進める便利な機器ですが、使い方は同じではありません。

  • 通話やWeb会議中心ならZENCHORD1が使いやすい
  • 対面会議中心ならNotta MemoやPLAUD NOTEを比較しやすい
  • Notta MemoとZENCHORD1は月600分の文字起こし枠がある
  • PLAUDは月300分の無料枠と複数の有料プランがある
  • 文字起こし精度だけでなく録音後のAI機能も確認する
  • 録音時間が多い人は本体価格より年間費用を見る

価格だけで選ぶのではなく、用途、利用時間、スマホ連携、AI機能、保存方法まで含めて選ぶことが大切です。

イヤホンを毎日使うならZENCHORD1。Nottaの文字起こしやAI要約を会議で使いたいならNotta Memo。録音後にAsk Plaudや複数の要約形式を使いたいならPLAUD NOTE。このように普段の仕事から逆算すると、自分に合う製品を判断しやすくなります。

ZENCHORD1を検討している方は、現在の価格とNottaの利用条件を確認してみてください。

対面会議でNottaを中心に使いたい方は、Notta Memoの販売条件を確認できます。

PLAUDシリーズで録音後のAI機能まで活用したい方は、NOTEとNOTE Proを比較してみてください。

価格、無料枠、AI機能、キャンペーン内容は変更される場合があります。購入前には各公式サイトで最新情報を確認してください。録音の可否や個人情報の取り扱いなど、法律・社内規程に関する判断が必要な場合は専門家や所属組織へ相談してください。

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