こんにちは、AIボイスレコーダーナビのりょうせんです。
ボイスレコーダーが気になっているものの、「そもそも何に使う機械なの?」「スマホの録音機能ではダメ?」「ICレコーダーとは違うの?」と疑問に感じていませんか。
音声を残すだけなら、今はスマートフォンでも簡単に録音できます。だからこそ、わざわざ専用のボイスレコーダーを使う意味が分かりにくくなっていますよね。
先に言うと、ボイスレコーダーは会議や講義、取材などの音声を記録し、あとから聞き返したり文章化したりするために使う機器や機能の総称です。さらに現在は、録音した会話をAIが文字起こしし、要約や議事録まで作ってくれる製品も登場しています。
この記事では、初めてボイスレコーダーを使う人でも迷わないように、基本的な意味から使い道、スマホとの違い、種類、選び方、AI文字起こしまで順番に解説します。
この記事のポイント
- ボイスレコーダーとはどのような機器なのか
- 会議や講義など代表的なボイスレコーダーの用途
- スマホ録音と専用ボイスレコーダーの違い
- AI文字起こしまで含めた失敗しにくい選び方
ボイスレコーダーとは
まず知っておきたいのが、「ボイスレコーダー」という言葉が指す範囲です。家電量販店では小型の録音専用機を指すことが多いものの、本来はもう少し広い意味で使われています。
音声を残す機器や機能の総称
ボイスレコーダーとは、文字どおり人の声や周囲の音を録音して保存するための機器や機能です。
録音した音声は本体の内蔵メモリやメモリーカードなどへ保存し、あとから再生できます。現在ではパソコンやスマートフォンへ音声ファイルを移し、共有したり編集したりする使い方も一般的です。
広い意味で考えると、専用の録音機だけがボイスレコーダーではありません。スマートフォンの録音アプリやパソコンの録音機能も、音声を記録するという意味ではボイスレコーダーの仲間と考えられます。
ボイスレコーダーの基本
音声を録音して保存し、必要なときに聞き返せるようにするものです。最近は録音だけでなく、文字起こし、話者の判別、要約、検索まで行える製品も増えています。
つまり、「ボイスレコーダー=小さな録音専用機」とだけ覚えるより、音声という情報をあとから使える形で残す道具と考えると分かりやすいですよ。
ICレコーダーとの関係
ボイスレコーダーを探していると、「ICレコーダー」という名前もよく目にします。初心者の方が迷いやすい部分ですが、現在の一般的な録音専用機では、かなり近い意味で使われています。
厳密に言えば、ボイスレコーダーは音声を録音する機器や機能を広く表す言葉です。一方、ICレコーダーは内蔵メモリなどへ音声をデジタルデータとして保存する専用機を指します。
そのため、ボイスレコーダーという大きな範囲の中にICレコーダーがある、と考えると理解しやすいでしょう。
ただ、実際に家電量販店や通販サイトで探す場合は、名称の違いを細かく気にする必要はありません。製品名よりも、マイク、録音時間、保存容量、文字起こしの有無などを見るほうが重要です。
名称の違いを詳しく知りたい方は、ボイスレコーダーとICレコーダーの違いで詳しく解説しています。
録音後にできること
昔の録音機は「録って聞き返す」が中心でしたが、現在のボイスレコーダーは録音したあとの使い方がかなり広がっています。
一般的なデジタル式の製品なら、録音データをファイルとして保存し、パソコンへ移したり、不要な部分を削除したりできます。再生速度を変えられる機種なら、講義の復習やインタビューの聞き返しにも便利です。
さらにAI対応サービスでは、音声を文章へ変換する文字起こし、複数人の発言を分ける話者識別、長い会話の要約、対応事項の抽出といった処理まで行えます。
現在のボイスレコーダー選びでは、「きれいに録れるか」だけでなく「録ったあとに何をしたいか」を考えることが大切になっています。
ボイスレコーダーは何に使う
「ボイスレコーダーって、実際には何に使うの?」という疑問も多いですよね。代表的なのは会議ですが、講義、取材、個人的な音声メモなど、用途はかなり幅広くあります。
会議や商談を記録する
仕事で使う場合、もっとも想像しやすいのが会議や商談の録音です。
会議中にすべての発言を手書きでメモしようとすると、書くことに集中して話を聞き逃す場合があります。そこでボイスレコーダーを併用すれば、会議後に実際の発言へ戻って確認できます。
特に、金額、日付、担当者、納期などを正確に残したい場面では便利です。「たしかこう言っていたはず」という記憶だけに頼らず、音声を確認できるからですね。
さらにAI文字起こしを利用すると、1時間の会議音声を最初から聞き直すのではなく、文章から必要な場所を探せるようになります。
◆りょうせんのワンポイントアドバイス
私もNotta MemoやPLAUDシリーズを使っていますが、仕事で便利だと感じるのは「録音できること」そのものより、会議後に文字から内容を探せることです。長い会議ほど、全部を聞き直さなくてよい価値が大きくなりますよ。
講義や学習に使う
大学の講義、研修、セミナー、語学学習なども代表的な用途です。
話す速度が速い講師の説明をすべてノートへ書き写すのは難しいものです。音声を残しておけば、分からなかったところだけ後日聞き直せます。
再生速度を変更できる機器なら、理解できている部分は速く再生し、難しい部分だけゆっくり聞くといった使い方も可能です。
ただし、講義や研修では録音を禁止している場合があります。教材の著作権や参加者のプライバシーが関係することもあるため、録音前に学校や主催者のルールを確認してください。
取材やインタビューに使う
取材やインタビューでは、相手の言葉をできるだけ正確に残す必要があります。
メモだけに頼ると、内容は合っていても細かな言い回しや話した順番が分からなくなることがあります。録音しておけば、記事を書くときに実際の発言へ戻れます。
また、質問しながら大量のメモを取る必要が減るため、相手の話に集中しやすくなるのもメリットです。
一方で、取材では録音前に相手へ伝えておくのが基本です。「記事作成の確認用として録音します」のように目的まで伝えておくと、お互いに安心して話しやすくなります。
音声メモとして使う
ボイスレコーダーは長い会議だけに使うものではありません。
仕事中に思いついたアイデア、買うもの、あとで確認したい内容などを数十秒だけ話して残す「音声メモ」としても使えます。
キーボードやスマートフォンへ文章を入力するより、話したほうが早い場面ってありますよね。歩いているときや、両手がふさがっているときにも便利です。
この程度の用途であれば、専用機を買わずにスマートフォンの標準録音アプリから始めてもよいでしょう。自分がどのくらい録音するのか分かってから専用機を検討しても遅くありません。
大切な会話を記録する
契約内容の確認、修理業者との打ち合わせ、相談内容など、あとで認識違いが起きそうな会話を記録する目的で使われることもあります。
ただし、録音には法律だけでなく、プライバシー、契約、施設の規則、会社の社内ルールなど複数の問題が関係します。
日本では自分が参加している会話の秘密録音が、相手の同意がないという理由だけで一律に違法になるわけではありません。しかし、だからといってどのような場面でも自由に録音・公開できるわけではない点には注意してください。
重要な会話を録音するときの注意
録音する場所や目的、相手との契約、録音後の公開方法によって判断が変わる可能性があります。トラブルになりそうな録音については、正確な情報を公的機関などで確認し、必要に応じて弁護士などの専門家へ相談してください。
スマホ録音との違い
現在はiPhoneやAndroidスマートフォンでも簡単に録音できます。では、専用のボイスレコーダーは本当に必要なのでしょうか。ここは「専用機のほうが必ず良い」と考えるのではなく、用途で分けるのが分かりやすいです。
スマホで足りる場面
短い音声メモや、自分の声を数分録音する程度なら、スマートフォンで十分なケースが多いです。
追加の機器を購入する必要がなく、録音したファイルをそのままメールやクラウドへ共有できるのも便利なところ。思いついた瞬間に録音できる手軽さは、専用機にはない魅力です。

iPhoneのボイスメモで音声を録音している画面
例えば、思いついたアイデアを30秒だけ残したい場合に、別のボイスレコーダーを取り出す必要はありません。普段持ち歩いているスマートフォンを使うほうが自然ですよね。
専用機が便利な場面
一方、長時間の会議や取材など「録音を失敗したくない場面」では専用機が便利です。
スマートフォンは電話、メッセージ、地図、ブラウザ、カメラなどを兼ねる多目的端末です。録音中にも別の用途で使いたくなることがあります。
専用のボイスレコーダーなら、スマートフォンを資料確認や連絡に使いながら録音を続けられます。また、物理ボタンやスイッチで録音を開始できる製品なら、画面を開いてアプリを探す必要もありません。
| 比較項目 | スマートフォン | 専用レコーダー |
|---|---|---|
| 導入費用 | 手持ち端末なら追加不要 | 本体購入が必要 |
| 手軽さ | 普段の端末ですぐ使える | 別に持ち歩く必要がある |
| 録音中のスマホ利用 | 使い方に制限が出る場合がある | スマホを自由に使いやすい |
| 長時間録音 | 電池や容量の確認が必要 | 長時間利用を想定した製品が多い |
| 録音開始 | アプリ操作が中心 | 物理ボタン対応機も多い |
| AI機能 | アプリ次第 | AI専用機なら一体化しやすい |
短い録音ならスマホ、重要度が高い長時間録音なら専用機という考え方から始めると選びやすいですよ。
スマホにも文字起こしがある
専用機とスマホの境界は以前より曖昧になっています。理由は、スマートフォンだけでも文字起こしができる環境が増えているからです。
対応環境では、録音した音声を文章として表示し、必要な部分を確認できます。

iPhoneのボイスメモで録音した音声の文字起こしを表示している画面
そのため、「文字起こしができるから専用機を買う」と単純に考える必要はありません。
専用機を選ぶ意味が出てくるのは、長時間録音、会議中のスマホ利用、通話録音、専用マイク、話者識別、AI要約などをまとめて使いたい場合です。
ボイスレコーダーの種類
ボイスレコーダーと呼ばれる製品にはいくつか種類があります。音声を残すという目的は共通していますが、会議用と音楽録音用では求められる機能が違います。
ICレコーダー
会議、講義、語学学習など、人の声を長時間記録する用途でよく使われるのがICレコーダーです。
小型で持ち運びやすく、録音操作が分かりやすい製品が多いため、「まず普通の録音機が欲しい」という人の候補になります。
録音形式、マイクの方向、ノイズを抑える機能、再生速度変更などに違いがあり、数千円程度の製品から業務向けモデルまで価格帯もさまざまです。
録音後は自分で音声を聞き返すという使い方が中心なので、文字起こしや議事録作成まで自動化したい場合は、AIサービスとの併用も検討するとよいでしょう。
リニアPCMレコーダー
楽器演奏、ライブ、動画撮影用の音声、自然音など、音質を重視する場合によく使われるのがリニアPCMレコーダーです。
人の会話を聞き取れればよい会議録音とは異なり、音の細かいニュアンスまで残す目的で作られています。
そのため、マイクや録音形式へこだわる製品が多く、音楽制作では魅力的です。ただ、会議の議事録を作るだけなら必要以上の性能になる場合もあります。
「高音質=自分にとって最適」とは限らないんですね。会議を記録したいのか、楽器の音まで高品質に残したいのかで選びましょう。
AIボイスレコーダー
最近増えているのが、録音した音声をAIで文字起こしし、その内容を要約できるAIボイスレコーダーです。
従来型との大きな違いは、録音データを「聞くもの」から「読んで活用する情報」へ変えられる点にあります。
例えばNotta Memoでは録音した会話をNottaへ転送し、文字起こし、話者識別、AI要約、Notta Brainによる質問などへ進められます。

Notta Memoと100円硬貨を並べた本体サイズの比較
PLAUD NOTEやPLAUD NOTE Proも、録音後の文字起こし、要約、話者識別、録音内容への質問といったAI機能を利用できます。

PLAUD NOTE Proと100円硬貨を並べた本体サイズの比較
ただし、AI処理には無料利用時間や有料プランが設定されている製品があります。本体を買えばAI文字起こしまで永久に無制限で使えるとは限らないため、購入前に確認してください。
| 種類 | 主な目的 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| ICレコーダー | 人の声を長時間録音 | 会議、講義、語学 |
| リニアPCMレコーダー | 音質を重視して録音 | 音楽、映像制作、環境音 |
| AIボイスレコーダー | 録音後の文章化や要約 | 会議、取材、商談、議事録 |
初心者が見るべき選び方
ボイスレコーダーを初めて買うと、マイク数や録音形式など細かな仕様が並んでいて迷います。最初からすべてを比較する必要はありません。自分の使い方に関係する項目から見ていきましょう。
用途を最初に決める
最初に決めたいのは、「何を録るのか」です。
1対1の会話、10人ほどの会議、広い会場の講演、電話通話、楽器演奏では必要な製品が変わります。
例えば、静かな部屋で1対1の会話を録るだけなら、高価な遠距離収音機能は必要ないかもしれません。一方、広い会議室では離れた人の声まで拾えるマイク性能が重要です。
さらに、録音後に自分で聞き返すのか、全文を文章にしたいのかでも選択肢は変わります。
最初に考える4つの質問
誰の声を録るのか、何時間録るのか、どこで録るのか、録音後に何をしたいのか。この4点を決めてから製品を見ると、不要な機能に振り回されにくくなります。
マイクと録音距離を見る
録音機で非常に重要なのがマイクです。
音声認識AIが高性能でも、元の録音に声がきちんと入っていなければ正確な文字起こしは期待できません。
会議で使うなら、参加者とレコーダーの距離を確認しましょう。メーカーが収音距離の目安を公開している製品もあります。
ただし、収音距離はあくまで目安です。同じ3mでも、静かな会議室と空調音の大きな部屋では聞こえ方が変わります。机をたたく音や紙を動かす音も録音へ入りやすいので注意が必要です。
文字起こしまで使う予定なら、AIサービスの公称精度だけを見るのではなく、そもそも聞き取りやすい音を録れるかを優先してください。
録音時間と容量を見る
長い会議や講義で使うなら、連続録音時間と保存容量も確認します。
1回30分程度の録音しかしない人と、朝から夕方まで研修を録音する人では必要な電池持ちがまったく違います。
保存容量についても、音質設定によって保存できる時間は変化します。高音質な設定ほど1時間あたりのファイル容量は増えるためです。
「最大○時間保存」という数字だけではなく、自分が使う予定の録音形式でどれくらい保存できるかを見ると安心です。
操作性と電源を確認する
意外と見落としやすいのが、録音開始までの操作です。
会議が始まってから画面のメニューを何度も操作する製品より、ボタンやスイッチだけですぐ録音できる製品のほうが実際には使いやすい場合があります。
「録音したつもりだったのに開始できていなかった」という失敗は、音質以前の問題ですよね。
また、充電式なのか乾電池式なのかも確認しておきましょう。出張などで長時間使うなら、充電方法や予備電源まで考えておくと安心です。
文字起こし機能を確認する
会議や取材に使うなら、文字起こしの有無は大きな判断材料になります。
1時間の会議を録音した場合、通常のボイスレコーダーなら必要な場所を再生しながら探します。一方、文字起こしがあれば文章を読み、必要な発言へ戻ることができます。
ただし、「文字起こし対応」と書かれていても機能は同じではありません。
録音後だけ文字にできるもの、会話中にリアルタイム表示できるもの、話者を分けられるもの、AI要約まで作れるものなどがあります。
無料枠や月額料金も製品ごとに異なるので、本体価格だけで比較しないようにしましょう。
保存方法と共有を確認する
仕事で利用する場合は、録音後のデータをどう扱えるかも大切です。
USBでパソコンへ直接取り出せるのか、スマートフォンアプリへ転送するのか、クラウドへ保存するのか。製品によって流れが異なります。
会議記録をチームへ共有するのであれば、WordやPDFなどへ書き出せるか、クラウドストレージや文書サービスへ送れるかも確認すると便利です。
一方、社外秘の会議ではクラウド保存が認められていない会社もあります。この場合は利便性だけで判断せず、社内の情報管理ルールを優先してください。
録音で失敗しにくい使い方
性能のよいボイスレコーダーを買っても、置き場所や録音前の確認を間違えると聞き取りにくい音声になります。購入後に覚えておきたい基本的な使い方を見ていきましょう。
置き場所を工夫する
会議録音では、できるだけ参加者との距離が偏らない場所へレコーダーを置きます。
6人で机を囲むなら、端の人の前ではなく中央付近に置いたほうが全員の声を拾いやすくなります。
また、エアコン、パソコンの冷却ファン、プロジェクターなど、一定の音を出し続ける機器から少し離してみてください。
机を指でたたく音や資料を置く振動も意外と大きく録音されます。レコーダーのすぐ横で紙を動かすことも避けたほうがよいでしょう。
本番前にテストする
重要な会議で初めて使うのは避けたいところです。
購入したら、まず自宅や職場で数分間のテスト録音を行ってください。
録音開始と停止、音量、再生方法、データ転送、充電方法まで一度試しておけば、本番で慌てにくくなります。
AIボイスレコーダーの場合は、録音だけでなくアプリへの転送、文字起こし、要約まで一連の流れを試しておくのがおすすめです。
◆りょうせんのワンポイントアドバイス
専用機を買ったら、まず5分程度の会話を録音して最後まで処理してみてください。本体の操作だけ確認して終わるより、「録音→転送→文字起こし→要約」まで経験しておくほうが、本番で困りにくいですよ。
録音中は状態を確認する
録音開始ボタンを押したら、それだけで安心しないようにしましょう。
録音ランプや画面表示などで、本当に録音が続いているかを確認します。長時間の会議なら、休憩時に電池残量や録音状態を見るだけでも安心感が違います。
ただし、会議中に何度も操作するとボタン音や机の振動が録音へ入ることがあります。確認は必要最低限で構いません。
録音後すぐに保存する
大切な音声は、本体の中だけに長期間残さないほうが安心です。
パソコンやクラウドなど、使用環境に合った場所へコピーしておきましょう。
ただし、仕事上の機密情報を個人用クラウドへ保存するなど、会社のルールに反する方法は避けてください。
ファイル名も「録音001」のままではなく、「日付・会議名・相手」など後から分かる名前にしておくと探しやすくなります。
AI文字起こしが便利な人
普通のボイスレコーダーで十分なのか、AI文字起こしまで必要なのか。この違いで迷う人も多いと思います。判断基準になるのは、録音時間よりも「録音後にどれだけ使うか」です。
聞き返す時間を減らしたい
AI文字起こしのメリットが大きいのは、長時間の録音を頻繁に聞き返している人です。
例えば60分の会議から1つの発言を探す場合、音声だけなら再生位置を動かしながら探すことになります。
文字起こしがあれば、人名や製品名、話題に関する言葉を文章から探し、必要な場所へ移動できます。
週に何度も会議を録音する人なら、この差はかなり大きくなります。
議事録まで作りたい
現在のAIボイスレコーダーは、音声を文章に変換して終わりではありません。
会議の概要、決定事項、今後やることなどをAIにまとめてもらえるサービスがあります。

NottaのAI要約で会議の懸案事項や対応事項をまとめた画面
私がAIボイスレコーダーを使っていて便利だと感じるのも、この部分です。
録音したデータを保存するだけだと、情報は増えても使わなければ眠ったままです。文字起こしとAI要約まで行えば、会議後に内容を確認するハードルを下げられます。
特に「会議を録音しているけれど、結局ほとんど聞き返していない」という人は、AI文字起こしとの相性がよいかもしれません。
アプリと専用機を使い分ける
AI文字起こしを使いたいからといって、最初から専用AIレコーダーを購入する必要はありません。
短い会議が月に数回程度なら、スマートフォンと文字起こしアプリから始める方法もあります。
一方、録音回数が多い、会議中もスマートフォンを使いたい、電話録音も行いたい、ワンタッチで録音したいといった場合は専用機のメリットが出てきます。
アプリから試したい方は、ボイスレコーダー向け文字起こしアプリの比較も参考にしてください。
製品比較へ進むタイミング
ここまで読んで、「自分は録音するだけで十分」と感じたなら、一般的なICレコーダーを中心に探して問題ありません。
反対に、「会議後に全文を聞き返すのは大変」「議事録まで作りたい」と感じたなら、AIボイスレコーダーも候補に入ってきます。
現在はNotta Memo、PLAUD NOTEシリーズ、Soundcore Work、AutoMemo、iFLYTEKなど、録音から文字起こしまで行える選択肢が増えています。
ただし、それぞれ対応言語、話者識別、通話録音、リアルタイム文字起こし、月間利用時間などが違うため、単純に価格だけでは決められません。
AI対応機をまとめて見たい場合は、AIボイスレコーダーの比較と選び方へ進むと違いを確認できます。
特に比較されやすい2機種については、Notta MemoとPLAUD NOTEの実機比較で、文字起こしやAI要約を含めて紹介しています。
録音で注意したいこと
ボイスレコーダーは便利ですが、音声には他人の会話や個人情報が含まれる場合があります。特に仕事で使うなら、録音性能だけでなく扱い方にも目を向けてください。
録音の同意とルールを確認
録音を始める前に、その場所で録音してよいか確認するのが基本です。
会社の会議なら社内規則、学校なら授業や講義のルール、取材なら取材相手との約束などが関係します。
法律上の扱いと、会社や施設のルールは同じではありません。法律だけを見て「録音できる」と判断しないようにしましょう。
また、録音することと、その音声を第三者へ公開することも別の問題です。
YouTubeやSNSへ公開する予定がある場合は、通常の個人的な記録より慎重な判断が必要になります。
録音の可否は状況によって変わります
録音方法、場所、契約、社内規則、公開範囲などによって問題となる内容は異なります。正確な情報は関係する公的機関や規約をご確認ください。重要な法的判断が必要な場合は、最終的な判断を弁護士などの専門家へご相談ください。
クラウド保存を確認する
AIボイスレコーダーを使う場合は、音声がどこで処理されるのかも確認してください。
本体へ録音を保存することと、AI処理が端末の中だけで完了することは同じではありません。
製品によっては、文字起こしやAI要約を行うために音声データをクラウドへ送信します。
通常の個人的なメモであれば大きく気にしない人もいると思いますが、顧客情報、社外秘資料、医療情報などを含む録音では事情が変わります。
業務利用では、保存場所、データ保持期間、削除方法、第三者サービスとの連携なども確認してください。
AIの結果をそのまま信じない
AI文字起こしやAI要約は便利ですが、完全な記録ではありません。
人名、会社名、専門用語、数字、日付などを誤って文字にすることがあります。また、複数人が同時に話した場合は、話者が正しく分かれないこともあります。
特に契約金額、納期、医療内容、法律相談など重要な情報では、AI要約だけを正式な記録として扱わないほうがよいでしょう。
AIは「確認する時間を減らす道具」として使い、最終確認が必要な情報は元の音声へ戻る。この使い方が現実的です。
◆りょうせんのワンポイントアドバイス
文字起こしがかなり読みやすくても、数字や固有名詞だけ間違っていることがあります。議事録では、金額、日付、担当者、数量など仕事に影響する部分だけでも元音声と照らし合わせるようにしています。
よくある質問
最後に、ボイスレコーダーを初めて使う方から出やすい疑問をまとめます。
ボイスレコーダーのよくある質問
Q1. ボイスレコーダーとは何ですか?
A. 人の声や周囲の音を録音して保存し、あとから再生できる機器や機能を指します。一般的なICレコーダーのほか、スマートフォンの録音アプリや、文字起こし・AI要約まで行えるAIボイスレコーダーも広い意味では含まれます。
Q2. ボイスレコーダーは何に使いますか?
A. 会議や商談、講義、研修、取材、インタビュー、語学学習、個人的な音声メモなどに使われます。仕事では、あとから発言内容を確認したり、文字起こしから議事録を作ったりする目的でも利用できます。
Q3. スマホがあればボイスレコーダーはいりませんか?
A. 短い音声メモや静かな場所での短時間録音なら、スマートフォンで十分な場合があります。一方、長時間の重要な会議、録音中にもスマートフォンを使いたい場面、専用マイクや通話録音が必要な場合は、専用ボイスレコーダーが便利です。
Q4. ボイスレコーダーとICレコーダーは違いますか?
A. 厳密には、ボイスレコーダーは音声録音機器や機能を広く表す言葉で、ICレコーダーは内蔵メモリなどへデジタル録音する専用機を指します。ただし、現在の家電売り場や通販では近い意味で使われることも多いため、名称より必要な機能を見て選ぶほうが分かりやすいですよ。
Q5. 文字起こしできるボイスレコーダーはありますか?
A. あります。Notta MemoやPLAUD NOTEシリーズなど、録音した音声をAIで文字起こしし、話者識別や要約まで行える製品があります。ただし、無料文字起こし時間や有料プラン、対応言語などは製品ごとに異なるため、購入前に公式サイトで最新の条件を確認してください。
まとめ|用途から選べば迷わない
ボイスレコーダーとは、会議や講義、取材などの音声を記録し、あとから再生したり活用したりするための機器や機能です。
現在は従来型のICレコーダーだけでなく、スマートフォンの録音アプリ、音質を重視したリニアPCMレコーダー、文字起こしやAI要約まで行えるAIボイスレコーダーという選択肢があります。
選ぶときに大切なのは、「一番性能が高い機種」を探すことではありません。
自分が何を録音し、録音後にその音声をどう使いたいのかを先に考えることです。
- 短い音声メモならスマートフォンから試す
- 会議や講義を安定して録りたいなら専用ICレコーダーを検討する
- 楽器や映像用の音質を重視するならリニアPCMレコーダーを選ぶ
- 会議の文字起こしや議事録まで行いたいならAIボイスレコーダーを検討する
特に会議を頻繁に録音する人は、「録音したけれど聞き返す時間がない」という状態になりがちです。そんな場合は、録音性能だけでなく文字起こし、話者識別、AI要約まで含めて考えてみてください。
Notta MemoやPLAUD NOTEのようなAIボイスレコーダーを使えば、音声を残すところから、文章として確認し、必要な情報を見つけるところまで進められます。
まずは自分が「音を残したい」のか、それとも「会話の内容をあとから仕事で使いたい」のかを考えてみてください。この違いが分かれば、あなたに必要なボイスレコーダーもかなり見つけやすくなりますよ。