こんにちは、AIボイスレコーダーナビのりょうせんです。
最近、名刺サイズのスマートな「Notta Memo」って、ビジネスシーンでよく見かけませんか?
会議の議事録作成やインタビューの文字起こしを自動化してくれるAIボイスレコーダー、気になっている人も多いはずですよね。
日本でも急激にAI技術の導入が進んでいて、ビジネスの現場では「いかに非生産的な作業を自動化するか」が大きなテーマになっています。(出典:総務省『令和5年版 情報通信白書』)
そんな中、「本当にきれいに文字起こしできるの?」「スマホの無料アプリで十分じゃない?」って、購入を迷ってしまう気持ち、すごくわかります。約2万円という金額は、ポンと出せる額ではないですからね。
私もこれまで数多くのガジェットやAIツールを試してきましたが、機能が優れていても、結局自分の働き方や用途に合わなくて引き出しの奥に眠ってしまう…なんて経験をたくさんしてきました。スマホと連携させる手間が面倒になったり、肝心な時にバッテリーが切れていたり。

でも、2025年6月に一般発売され、ヨドバシカメラなどの実店舗でも買えるようになったこの「Notta Memo」は、少し毛色が違いました。
「音声を録る」というアナログな行為と、「AIがテキストを整理する」というデジタルの処理が、かつてないほどシームレスに繋がっているんです。
そこで今回は、AIボイスレコーダーナビの運営責任者として、Notta Memoの本当の実力や、どんな人なら「買って正解!」と思えるのか、現場目線でじっくり解説していきますね。
先に価格や在庫だけ確認したい方へ。
Notta Memoはプラン内容や販売価格が変わることもあるので、購入前に最新情報を見ておくと安心です。
Notta Memoの仕様・価格を公式ページで確認する
![]()
この記事のポイント
- Notta Memoの基本的なスペックと、毎日持ち運びたくなるデザインの魅力
- 実際のビジネス現場で使える「AI文字起こし」と「議事録自動作成」の精度
- 無料のスタータープランと有料プラン、どちらを選ぶべきかの明確な基準
- ライバル機種(PLAUD NOTEなど)との違いと、あなたに合った選び方
Notta Memoの基本スペックと特徴
まずは、Notta Memoがどんなデバイスなのか、ハードウェアとしての基本的な特徴から見ていきましょう。
単なる「音を録る機械」ではなく、毎日持ち歩くビジネスツールとして、どのような工夫がされているのかを知ると、この製品が開発されたコンセプトがとてもよくわかりますよ。
洗練されたカード型デザインと携帯性
Notta Memoを初めて手にしたとき、一番驚くのはその信じられないほどの薄さと軽さかなと思います。

クレジットカードサイズの革新性
本体のサイズは、横86.1mm、縦55.1mm、そして厚さはわずか3.5mm(0.14インチ)しかありません(出典:Notta公式『Notta Memo』)。これは、お財布に入っているクレジットカードとほぼ全く同じサイズ感です。
重さに至っては、たったの28g。手に持っても空気のように軽く、スーツの胸ポケットや手帳の隙間、スマホの背面にマグネットでくっつけておいても全くかさばりません。いざ「ここから重要な話になりそうだな」という時に、サッと取り出せる機動力が本当に便利ですよね。
ビジネス現場に溶け込むミニマリストデザイン
デザインのコンセプトは、富士山の静謐なシルエットからインスピレーションを得たという、非常にミニマリストで無駄のない仕上がりになっています。
従来のボイスレコーダーって、いかにも「機械です」「マイクが付いてます」というゴツい見た目で、商談や会議のテーブルに置くと、相手に「あ、録音されてる…」という心理的な威圧感を与えてしまうことがありました。
でもNotta Memoなら、テーブルにコロンと置いてあっても、現代的な名刺入れやスマートなガジェットにしか見えません。場の和やかな雰囲気を壊さず、プロフェッショナルな空間にスッと馴染むんです。所有欲を満たしてくれる大人のガジェットという印象を強く受けます。
長寿命バッテリーと大容量ストレージ
これだけ薄いのに、スタミナも十分です。
内蔵されている470mAhのバッテリーは、約1.5時間でフル充電が完了し、そこから最大30時間の連続録音、なんと28日間の待機が可能です。週に数回の会議で使う程度なら、頻繁に充電するストレスから完全に解放されます。
さらに、本体内蔵のストレージ(保存容量)は32GBもあります。これは、時間換算で最大約2,000時間分の音声データをローカル環境(デバイス本体の中)に保存できる容量です。
つまり、Wi-Fiがない外出先や、完全なオフライン環境下であっても、何日も連続して録音し続けることができるんです。通信環境が確保できたタイミングでクラウドへ自動同期されるので、データ紛失のリスクも極めて低いですよ。
大容量ストレージのおかげで、スマホのストレージ容量を圧迫しないのも隠れたメリットです。音声データはすべてNotta Memo本体とクラウド上で管理されるため、あなたのスマホの写真はそのまま残しておけますよ。
対面会議と通話録音の切り替え機能
Notta Memoのもう一つの大きな特徴が、録音するシーンに合わせて「対面会議モード」と「通話録音モード」を物理スイッチで切り替えられる機能です。
本体の側面にあるスライダースイッチをカチッと動かすだけで、スマホの画面を見なくても直感的にモードを変更できる仕組みになっています。

MEMSマイク4基が捉える会議室のリアル
スライダーに赤いマークが見えない初期状態では、「対面会議モード」が有効になります。
この極薄ボディの中に、なんと高性能な「MEMSマイク」が4基も搭載されているんです。最大3メートル(約10フィート)の範囲での集音を推奨しており、会議室のテーブルの中央に置いておけば、空間内の環境音と複数人の発言を全方位から的確に捉えてくれます。
これの何がすごいかと言うと、複数人の声が入り混じる環境でも、後からAIが「話者識別機能(Speaker Identification)」を使って、「A部長がこう言った」「Bさんがこう答えた」と自動的に判別しやすくなるように、音声をクリアに拾ってくれる点です。

OSの壁を越える「通話録音モード」
そして、ビジネスマンに絶賛されているのが「通話録音モード」ですよ。スライダーをカチッと動かして赤いマークが見える状態にすると発動します。
スマホの背面にマグネットでピタッと貼り付けて通話をするんですが、これ、スマホのシステム内部(アプリの録音機能など)を全く通さずに録音しているんです。
スマホ本体から発せられる微細な音声の振動を、Notta Memoに内蔵された「圧電センサー(Piezoelectric Sensor)」と「骨伝導マイク」が直接読み取って、電気信号に変えて録音してくれます。
言うと、iPhone(iOS)やAndroidが設けている厳しい録音制限を完全にすり抜けて、物理的に音を拾う仕組みなんです。
だから、普通の電話回線はもちろん、LINE通話、WhatsApp、Zoomのモバイルアプリなど、どんな通話アプリを使っていても、相手の声を驚くほど綺麗に残せるんです。
大事な電話での「言った・言わない」のトラブルを絶対に防ぎたい営業職の方や、電話取材が多いフリーランスの方には、これだけでも購入する価値が十分にあるキラー機能かなと思います。
◆りょうせんのワンポイントアドバイス
通話録音モードは本当に魔法のように便利ですが、相手の声がスマホのスピーカーからわずかに振動として伝わる仕組みなので、手帳型などの分厚すぎるスマホケースだと、振動が吸収されてしまってうまく録音できないことがあります。できれば薄型のケースにするか、Magsafe対応のケースを使って直接マグネットで貼り付けるのが圧倒的におすすめですよ。
液晶画面搭載で録音状態を一目で確認
現在発売されているカード型のAIボイスレコーダーって、極限まで薄くすることにこだわるあまり、液晶画面を排除している製品がほとんどなんですよね。
でも、実際にビジネスの現場で使ってみると、画面がないことのストレスって想像以上に大きいんです。
「ランプは光ってるけど、今、本当に録音できているのかな?」
「途中でバッテリーが切れていたらどうしよう…」
「今は対面モード?それとも通話モード?」
こんな不安を抱えながら大事な商談をするのは、精神衛生上よくありません。
「録れていなかった」という最大の悲劇を防ぐ
Notta Memoは、この極薄のボディの中に小型の液晶ディスプレイをしっかり搭載しているんです。これが、他社製品との明確な差別化ポイントになっています。
スマホを取り出して専用の連携アプリをわざわざ開かなくても、本体の画面をチラッと見るだけで、現在のバッテリー残量、録音モード、録音経過時間、Bluetooth接続のステータスなどが一目で完璧にわかります。
これ、実際に現場で使ってみると、めちゃくちゃ安心感がありますよ。
機材トラブルの不安から完全に解放されて、目の前のクライアントとの商談や、インタビュー対象者との会話そのものに100%集中できる。この「見えない心理的なメリット」は、スペック表の数字には表れないNotta Memoの大きな強みかなと思います。
AIボイスレコーダーの文字起こしの実力
ここからは、ボイスレコーダーの心臓部とも言える「録音した後のデータ処理」について深掘りしていきます。
単に音を録るだけなら、家電量販店で数千円で売っているICレコーダーで十分ですよね。しかし、Notta Memoの本質的な価値は、録音後に控えている強力なクラウドAIによる「圧倒的な業務効率化」にあります。
圧倒的な音声認識精度と多言語対応
「AIの文字起こしって、結局あとから手直しがすごく必要で、自分でキーボードを打った方が早いんでしょ?」と思っているあなた。
その常識は、ここ1〜2年で完全に覆りました。
98.86%の認識精度の秘密
Nottaプラットフォームの背後で動いている文字起こしエンジンは、継続的な機械学習の恩恵によって、最大98.86%という極めて高い音声認識精度を誇っています。
もちろん、周りがガヤガヤとうるさい居酒屋や、ポケットの中に本体を隠したままの「隠し録音(こもった音)」などでは精度が落ちてしまいます。しかし、一般的な静かな会議室で机の上に置いて録音すれば、投資家向けの複雑なコールや、専門用語が飛び交う学術講義であっても、ほぼそのまま議事録のベースとして使えるレベルのテキストを一瞬で叩き出してくれます。
専門用語を学習する「単語登録機能」
さらに、「ボイスレコーダー ai 文字起こし」の実用性を劇的に高めてくれるのが、「単語登録(カスタム語彙)」の機能です。
自社の業界特有の専門用語、ニッチな社内用語、あるいは取引先の複雑な固有名詞などを、最大1,000単語まで事前にシステムへ登録しておくことができるんです。
例えば、医療業界、IT業界、建設業界など、普通のAIでは誤変換連発になってしまうような専門的な打ち合わせでも、この単語登録をしておくことでAIがプロアクティブに正確な認識をしてくれるようになります。結果として、あとからの手直しの手間が劇的に減りますよ。
グローバルビジネスを加速する58言語対応
また、サポートしている言語の広さも圧倒的です。
日本語や英語、中国語(マンダリン)、スペイン語、フランス語といった主要言語はもちろん、ロシア語やモンゴル語などを含めた合計58もの言語での文字起こしに対応しています。
さらに、外資系企業に勤めている方や、海外クライアントとのやり取りがある方に嬉しいのが、「リアルタイム翻訳機能」です。
発言された言語(例えば英語)を即座にテキスト化し、同時並行でターゲット言語(日本語)へと翻訳出力してくれるんです。無料のスタータープランでも月に2回まで利用できるので、言葉の壁を感じているビジネスパーソンにとっては、コミュニケーションの障壁をぐっと低くする強力な武器になります。
AIボイスレコーダーの議事録自動作成の力
数時間に及ぶ会議を正確に文字起こしできたとしても、今度は「ものすごい文字数のテキストの壁」にぶつかります。数万文字のテキストから、結局どこが重要で、誰が何をやるべきなのかを人間が探していては本末転倒ですよね。
ここで大活躍するのが、「Notta Brain」というAI要約・解析システムです。

「Notta Brain」によるテンプレート要約
Nottaのシステム上には、「定例会議」「商談・セールス」「面接・採用」など、30種類以上の高度なスマートテンプレートがプリセットされています。
ユーザーは、録音が終わった後に文脈に合ったテンプレートを選択するだけ。すると、AIが数時間の会話のテキストを解析し、わずか10秒程度で「重要な決定事項」「議論の要点」「誰が次に何をするべきか(アクションアイテムやTo-Do)」という構造化されたエグゼクティブサマリー(要約)に綺麗にまとめてくれるんです。
議事録を読む時代から「対話する時代」へ
私が個人的にとくに感動し、ぜひ体験してほしいのが、「AIチャット機能(Talk to Your Notes)」です。
これは、文字起こしされたノートに向かって、AIと対話ができる機能なんです。
例えば、チャットボックスにこう打ち込みます。
「さっきのクライアント、来期の予算削減について具体的に何て言ってた?」
「このプロジェクトの次のステップは、誰の担当になってる?」
するとAIが、録音された膨大なデータの中から答えを探し出し、文脈を要約して数秒で回答を教えてくれるんです。もちろん、その発言があった該当箇所のテキストも提示してくれます。
長い議事録をマウスでスクロールして、「えーっと、あの話どこだっけ…」と読み直す時間が完全にゼロになります。録音データを「読む」のではなく、データと「対話する」感覚。これは一度体験すると、もう二度と元の作業には戻れない便利さですよ。
AIの要約機能は非常に優秀で賢いですが、文脈が極端に複雑すぎる議論や、日本特有の「主語が省略されすぎている会話」だと、AIが発言の意図を汲み違えることもゼロではありません。取引に関わる重要な決定事項や金額については、必ず元のテキストや音声データと照らし合わせて、ご自身の目で最終確認を行ってくださいね。
外部ツールとのシームレスな連携機能
Notta Memoが、市場にあふれる他のスタンドアローン型ボイスレコーダーと一線を画している最大の理由が、この「圧倒的な連携力と拡張性」です。
録音したデータを、ただスマホのアプリの中に閉じ込めておくのではありません。普段あなたが仕事でメインに使っているツールに、そのまま流し込むことができるんです。
「録音機」ではなく「ハブ」である理由
例えば、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teams、Webexなどの主要なWeb会議ツールと直接統合して、オンライン会議の録画・録音データを自動的にインポートして処理することができます。
さらに、生成された議事録やアクションアイテム(To-Do)を、Notionなどのドキュメント管理ツールや、各種CRM(顧客管理システム)へと容易にエクスポートすることが可能です。
「音声を録る」→「文字起こしする」→「要約する」→「チームで共有し、次のタスクに繋げる」
この一連の作業が、まるで一つのパイプラインのように自動化されるわけです。
単なる「個人でメモを取るだけのツール」という枠組みを超え、チーム全体の生産性を底上げするための情報のハブとして機能する。これこそが、Nottaプラットフォームの真の価値であり、企業がこぞって導入している理由かなと思います。
AIボイスレコーダー Nottaの料金プラン
本体の魅力やAIの凄さがわかったところで、シビアなお金の話をしましょう。
「AIツールって、結局毎月のサブスクリプション(月額料金)が高いんでしょ?」「本体を買ったのに、さらに課金され続けるのはちょっと…」と心配になりますよね。
でも、Notta Memoの料金体系は、この点が非常に良心的でフェアに作られているんです。
スタータープランで毎月300分無料
Notta Memoというハードウェアを購入する「最大のメリット」と言っても過言ではないのが、この「スタータープラン」が無料でついてくる(無償付与される)ことです。
Amazonやヨドバシカメラなどで本体(定価23,500円)を購入し、お手持ちのスマホアプリとデバイスを連携(バインド)させるだけで、なんと毎月300分(5時間分)のAI文字起こしが月額無料で、本体が壊れない限りずっと使えるようになります。
追加費用ゼロでどこまで使えるのか
この「毎月300分」という枠は、実はかなり絶妙な設定なんです。
他にも無料枠の中には以下のような機能が含まれています。
- AI要約機能:月間100回まで
- 外部音声ファイルのインポート:月間100ファイルまで
- リアルタイム翻訳:月2回まで
- 1回あたりの最大連続録音時間:5時間
週に1〜2回、1時間程度の重要なミーティングを録音するような一般的なビジネスパーソンや、特定の講義だけを記録したい学生であれば、この毎月300分の無料枠だけで、1ヶ月の業務を十分にカバーできてしまうんですよね。
つまり、初期投資としての本体代金(キャンペーン等を利用すれば2万円前後になることも多いです)を一度払ってしまえば、これだけ高機能なAIシステムをランニングコスト(維持費)なしで長期的に使い続けられるわけです。これは、他社の月額課金前提のAIサービスと比較しても、圧倒的にコスパが良いと言えます。
「まずは無料枠で足りるか試したい」方に向いています。
毎月300分のスタータープランで、自分の会議・取材スタイルに合うか確認しやすいのがNotta Memoの良いところです。
無料枠つきで使えるNotta Memoをチェックする
![]()
【重要】この無料プランの特権を受けるための注意点があります。最初のデバイス連携(バインド)は、必ず「スマホアプリ(iOS/Android)」から行ってください。Webブラウザ版(PC)から設定しようとすると、システム上うまく無料プランが紐づかないことがあるので、必ずスマホから設定をスタートしてくださいね。
費用対効果と有料プランへの移行目安
もちろん、「毎月300分(5時間)じゃ全然足りない!」というヘビーユーザーの方もいると思います。
例えば、連日長時間のインタビューをこなすSEOライターさんやジャーナリスト、あるいは部下のすべての会議を記録・管理しておきたいマネージャー層の方などですね。
その場合は、有料のサブスクリプションである「Notta Brainプラン(年額14,300円など)」にアップグレードすることで、月間1,800分以上の文字起こしや、月間200回のAI要約など、より大規模なデータ処理が可能になります(出典:Notta公式『料金プラン』)。
まずは無料枠で徹底的に試すべき理由
ただ、私が強く言いたいのは、「最初から有料プランを契約する必要は全くない」ということです。
新しいガジェットやAIツールは、自分の業務フローに本当に合うかどうか、実際に使ってみないと分かりません。
まずは本体を買って、永年無料のスタータープランでAIの精度や使い勝手をじっくり体験してみる。そして、どうしても毎月の文字起こし時間が足りなくなってきたら、その時に初めて有料プランを検討する。このステップをノーリスクで踏めるのが、Nottaのビジネスモデルの非常に親切なところです。
後悔しないためにも、まずは無料枠で自分の働き方に革命が起きるか、テストしてみてください。
Notta Memoと競合他社の徹底比較
さて、急速に拡大しているAIボイスレコーダー市場には、Notta Memo以外にも魅力的なライバル機種が存在します。
ここでは、とくにSNSなどでよく比較される製品とどう違うのか、ポジショニングと最適ユースケースをわかりやすく整理してみましょう。
PLAUD NOTEとの違いと使い分け
Notta Memoの最大のライバルであり、カード型AIボイスレコーダーのパイオニア的存在と言えるのが「PLAUD NOTE」です。
どちらも非常に優秀なデバイスですが、設計思想と強みとするポイントが明確に異なります。
薄さと通話録音に特化したPLAUD
PLAUD NOTEは、厚さが約3.0mm(0.117インチ)とNotta Memoよりもさらに薄く、極限までスリム化されています。ローカルの保存容量も64GBと大きいのが特徴です。
とくに、スマホにくっつけて通話を録音する「振動センサー」の感度と使い勝手が非常に洗練されており、「自分のスマホでの通話録音」をメインの目的に考えている人には最高クラスの評価を受けています。
一方で、PLAUD NOTEは良くも悪くも「スマホアプリの中で完結する(自己完結型エコシステム)」傾向が強いんです。
チーム共有とPC連携に強いNotta
対してNotta Memoは、本体が少しだけ厚い(3.5mm)代わりに、液晶画面がついていて録音の失敗を防ぐ安心感があり、会議室での複数人の声の集音(MEMSマイク4基)に優れています。
そして何より、先ほどから紹介しているZoom連携、Teams連携、Notionへの共有など、PCを使った外部エンタープライズツールとの連携力・拡張性ではNotta Memoが圧倒的に有利です。
| 比較項目 | Notta Memo | PLAUD NOTE |
|---|---|---|
| 本体の厚さ | 3.5 mm | 約3.0 mm |
| 画面の有無 | あり(ステータス確認可能) | なし |
| マイク構成 | MEMS 4基 + 骨伝導 1基 | 内蔵マイク + 振動センサー(圧電) |
| 外部ツール連携 | 非常に優れる(PC/Zoom等へ直結) | スマホアプリ内で完結する傾向が強い |
| 最適なユースケース | 複数人の会議録音、チームへの共有 | スマホでの通話録音、個人の備忘録 |
結論を言うと、「個人のアイディアメモや、スマホでの通話記録」を極めたいならPLAUD NOTE、「複数人が参加する会議の議事録作成や、チーム全体での情報共有」を効率化して業務フローに組み込みたいならNotta Memo、という使い分けがベストかなと思います。
Notta Memoを買うべき人と注意点
ここまでNotta Memoの機能や、他機種との比較をかなり詳細に解説してきましたが、結局のところ、あなたにとって買いなのかどうか。
最後に、現場目線で「向いている人」と、購入前に絶対に知っておくべき「注意点」をまとめますね。
用途に合わせて自分に合う製品を選ぶ
Notta Memoを強くおすすめしたい人(買って生産性が劇的に上がる人)は、以下のような方々です。
- 会議の議事録作成に毎週何時間も奪われ、本来の業務が圧迫されているビジネスパーソン
- Zoomなどのオンライン会議と、対面での商談が入り混じっている営業職やコンサルタント
- 長時間のインタビューを行い、要点をすばやく記事にまとめたいライターやジャーナリスト
- チームメンバーにサッと会議の要点を共有して、次のアクション(To-Do)に繋げたいマネージャー
- 毎月5時間程度の録音で収まり、ランニングコスト(月額料金)をかけずにAIツールを導入したい人
Notta Memoは、録音した未加工の音声を「文字」や「タスク」という構造化されたデータ資産に変換し、それを仕事のフローに組み込むための最高の相棒になってくれます。
一方で、少し注意が必要な人(別の選択肢を検討すべきかもしれない人)はこんな方です。
- 音楽の生演奏や野鳥の声など、環境音そのものを高音質(ハイレゾなど)で残し、後から音響的に編集したいオーディオマニア
- 毎月何十時間も録音する予定で、それでも絶対に「完全無料」の範囲内で済ませたい人
- スマホアプリやPCの操作が極端に苦手で、ボタン一つで全て完結し、本体のスピーカーから音声を再生できる昔ながらのICレコーダーを求めている人
とくに、Notta Memoは「音を美しく録る」ことよりも、「AIが文字起こししやすいように文脈を拾う」ことに特化したエッジデバイスです。音楽用の高音質レコーダー(PCMレコーダーなど)ではないという点だけは、事前の期待値を調整しておいたほうがいいですよ。

企業導入の鍵「Type-C対応モデル」の暗号化
最後に、セキュリティに厳しい大企業などにお勤めの方への重要な情報です。
私用のスマートフォンを業務で使うこと(BYOD)が禁止されている環境では、スマホアプリとのBluetooth連携が必須なデバイスは導入できませんよね。
そこでNottaは、法人向けを強く意識した「Type-C対応モデル(専用ケース)」を展開しています。

これを使えば、スマホを一切経由せず、USB Type-Cケーブルで直接会社のPCに接続できます。しかも、PCに繋いでも普通のUSBメモリのように中身のファイルが丸見えになるわけではありません。デバイス内部のデータには強力な暗号化が施されており、ブラウザ上の専用ポータル(Notta Web)を経由して認証を行わないとアクセスできない「金庫型」の設計になっています。

紛失時のデータ漏洩リスクを物理的にも防げるこの仕組みは、エンタープライズIT部門のセキュリティ監査をクリアするための強力な武器になります。法人導入を考えているなら、間違いなくこちらがおすすめですよ。(出典:情報マネジメントシステム認定センター『ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)とは』)
会議・取材の「あとでまとめる時間」を減らしたい方へ。
Notta Memoは、録音から文字起こし、要約、共有までを一つの流れにしやすいAIボイスレコーダーです。用途に合いそうなら、公式ページで詳細を確認してみてください。
会議・取材向けのNotta Memoを確認する
![]()
Notta Memoに関するよくある質問(FAQ)
Q1. Notta Memoの文字起こし精度は本当に高いですか?
A. はい、静かな会議室や応接室など、適切な環境で録音すれば、驚くほど正確に文字起こしされます。ただし、カフェなどの極端に騒がしい場所や、ポケットやカバンの中に本体を入れたままの「隠し録音」だと、物理的に音がこもってしまい、AIの認識精度がガクッと落ちてしまいます。マイクの性能を最大限に活かすため、机の上など開けた場所に置いて使用するのが精度の高い議事録を作るコツですよ。
Q2. スマホの無料ボイスレコーダーアプリと何が違うんですか?わざわざ専用機を買う意味はありますか?
A. 一番の違いは「マイクの集音構造」と「スマホを自由に使えること」です。スマホのマイクは基本的に電話口の「一人の声」を拾うように設計されていますが、Notta Memoは複数人の声を全方位から拾うための専用MEMSマイクを4つ積んでいるため、会議の文字起こしに圧倒的に強いです。また、録音という重い処理をスマホに任せないことで、録音中にスマホで調べ物をしたり、LINEを返したり、急な電話に出たりしても録音が途切れないという、ビジネスマンにとって非常に大きなメリットがあります。
Q3. 毎月300分の無料枠(スタータープラン)を超えて録音してしまったら、どうなりますか?データは消えますか?
A. ご安心ください。無料枠の300分を使い切った場合でも、Notta Memo本体への「録音」自体は制限なくそのまま継続して行えます。データが消えることもありません。ただし、その録音データをクラウドに同期して「文字起こし」や「AI要約」をする機能は、翌月に無料枠がリセットされるまで制限がかかります。もし、今すぐ追加で文字起こしや要約が必要になった場合は、そのタイミングで有料プランへのアップグレードを検討してください。
Q4. セキュリティ面やプライバシー保護は安全ですか?会社の機密会議を録音・アップロードしても平気でしょうか?
A. Nottaは国際的なセキュリティ基準である「ISO 27001」や米国の厳格な基準「SOC 2」などを取得しており、データは日本国内のデータセンター(AWS東京リージョン)で暗号化されて安全に保管されます。エンタープライズ水準の強固なセキュリティなのでツールとしては非常に安全です。しかし、会社の会議を録音し、外部のクラウドサーバーへアップロードして良いかどうかは、必ず所属する企業のセキュリティポリシーや就業規則をご自身で確認してくださいね。最終的な判断は、会社の情報システム管理部門や専門家にご相談いただくことを強く推奨します。
Q5. iPhoneでもAndroidでも、通話録音モードは問題なく使えますか?
A. はい、OSに関係なくどちらでも利用可能です。通話録音モードは、ソフトウェアやBluetoothでスマホと繋がるのではなく、スマホ本体の「振動」を骨伝導マイク等で物理的に拾う仕組みだからです。そのため、iPhoneの通話録音制限などにも引っかからず、MagSafeなどで背面にしっかりと密着さえさせれば、機種を問わずクリアに通話を記録できますよ。